母、黒子になる~発達障害児の親のサポートまとめ~

発達障がい
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自閉スペクトラム症の診断を受けたキミタロウの母、のんびり母さんです。
キミタロウは幼少期に発達障害の診断を受け、以来療育をしてきた結果、現在小6の彼は勉学心があり、学校や家では穏やか、かつ面白い存在として、ある程度本人の生活満足度は高いんじゃないかと思います。
小さい頃から母親としてサポートするとき、心がけたことをこれまで記事にしましたが、まとめとして今回書きます。

できないことはできるようにサポートしてあげる

「勉強でも仕事でも、失敗をたくさんしてそこから学べばいいんだよ!とにかくやってみな!」と非常に情熱的に子どもに働きかける親や先生などの大人がいます。
大人側は良かれと思ってやっていることでも、苦手なこと、理解不能なことをおしつけられる子どもにとっては非常に苦痛を伴うことがあります。
苦痛の中では子どもは学ぶことができません。
私はキミタロウが苦手なことは、自分がサポートする、もしくは先生や大人の家族にサポートをお願いして本人が「できた!」という感覚を楽しめるように配慮しました

できないことを何度も繰り返してやらせても発達障害の子どもには効果がないことはよくあることです

【過去記事】
変な水遊びが止まらないときにのんびり母さんがとった行動
空気読めない人間であるがために、周りがキミタロウからの会話からサーっとひいていくのを見てのんびり母さんがとった行動
大好きな電車ごっこをぶつぶつと独り言で延々と楽しんでいるキミタロウを見てのんびり母さんがとった行動
生きるために必要なので習慣にしてほしいことを自らできるようにするために活用したトークンについて
同級生と遊んでほしい
キミタロウの癇癪を減らしたい
祖父と遊んで将棋を楽しんだり、体力をつけたりする
キミタロウがいじめに合いそうな雰囲気だったら早めに担任の先生に相談する

など

発達障害の診断がついいようがついていまいが関係なく子どもができるようにサポートする

我が家にはキミコという、キミタロウの妹にあたる娘がいます。
彼女にはいわゆる定型発達で、これまで健診や教育機関で発達について指摘を受けたことがありません。
ですが、親が「こうしてほしい」と思うことができなくて本人が困る場面はあります。
私はキミコにもキミタロウと同じく、自分で「できた!」という感覚を楽しんでほしいと思い、彼女の苦手なところは段階を踏んでできるようにサポートします。

【過去記事】
子どもの偏食の対応
学習中、気が散って机の前で座っていられないキミコに対してとったのんびり母さんの行動
部屋を散らかしても平気なキミコに対してとったのんびり母さんの行動
親子で一緒にお料理♪

など

子どものいいところに気づいてあげる

「社会に適応できるように矯正してやらねばならない。」
このように考える大人の下では、子どもは決してのびのびと過ごすことができません。
もし我が子を「矯正しなきゃ」と、わたくしのんびり母さんが思っていたらどうなっていたでしょう。
矯正され続けた結果、子どもらは委縮した人間になるか、反発して非行に走っていたかもしれません。
考えただけでゾッとします。

私は子どものいいところを注意深く探すようにしています
いいところ、というのは、勉強ができる、スポーツができる、ピアノが弾ける、といったことだけではありません。
キミタロウだったら、彼は勤勉でまじめです。冗談が通じないところがありますが、そのことでからかったりしません。あと人と争うことは嫌いでやさしいです。
思春期に入りかけたぐらいの年齢なので、母親のいうことを気にしなくなってきましたが、そんなキミタロウに私は時折、「がんばってるね」とか「キミタロウ、やっさし~い♡」など声をかけています。
キミコのいいところは、喜怒哀楽がわかりやすくて、一緒にいると楽しいところです。
学校や家庭で出している課題など、あとまわしにして、寝る前にイライラしていることがたまにありますが、帳尻を合わせるといいますか、最終的にはなんとか終わらせるところは、私とは違うすごさを本当に感じていますので、「キミコ!やったね!」と声をかけています。

自分の子どもの長所を入念に探すようになると、我が子の友達である近所の子たちのいいところにも目を向けられるようになるものです。
親が我が子のいいところに気づけないところは地域の大人に気づいてもらう、というのもいいと思います。

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