「二月の勝者」は観ていませんがおおたとしまささんの本を読みました
私は中学受験を考える人の間で話題の
「二月の勝者」について、漫画もドラマも見ておりませんが、
教育ジャーナリストのおおたとしまささん著
「中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉: 『二月の勝者』×おおたとしまさ」を読んでみました。
二月の勝者は評判通り、中学受験に関連する塾、
親子をかなり的確に表現した物語なのだろうということが伺えました。
たいてい塾のDMやHPには、志望校に合格した子どもの嬉しい知らせが掲載されているように感じますが、
第一志望校に行ける子どもは大体4人に1人ぐらいと言われている受験界で
どのような心の状態で親子や塾の先生が過ごしているのかが、4コマ漫画で伝わりました。
本から学んだこと
我が家の自閉スペクトラム症の診断を受けたことのある息子は、
親バカも入っているとは思いますが、
非常に勤勉で素直な性格な方だと思います。
そして、算数が得意。
❪大手の中学受験対策塾ではなく、
一週間に一回、個人塾に通い、あとは通信教育のZ会中学受験コースで学習しています。❫
2020年、コロナで全国の学校が3ヶ月ほど一斉休校になったとき、
課題を与えてみたら、本当によくやっていました。
しかし、あまり気乗りしない読書の要旨まとめ❪※❫に関しては
なかなか手がつかず、夫と私で「やろっか!」と言い続けたところ、
他の教科もあまり気乗りしなくなってゴロゴロ寝転んだり、癇癪を起こしたりする時期がありました。
今思えば、子どもが気乗りしない課題に
親が執着しても仕方ないと思うのですけど(;^ω^)、ついつい言いすぎてしまうのが親の悪いところ。
この本でおおたさんが
「親は子どもの笑顔をみたいと思ってがんばるが、
それ以上に子どもは親の笑顔をみたいと思ってがんばっている」
といっておられました。
息子の場合は特に
勤勉で素直にがんばるのと、
自分が感じていること、気持ちを言葉で表すのが
ちょっと苦手なところがあると思うので、
親は親子共々笑っているかな、と
注意が必要だと改めて感じました。
※読書の要旨まとめに関しては、
「小学生のための読解力をつけるための魔法の本棚」中島克治さん著の内容にならって
順を追って学習を進めていました。
「本人が嫌がらない程度に」という本の中のご助言に従って、
本書の学習は一旦止めました(;^ω^)
その後はZ会の作文コースを受講しております。
低学年の頃に読んだ彼の作文と現在を比べると
起承転結がはっきりしていて、読みやすい文章を書くようになったなあ、と感じます。
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