のんびり母さんです。
お盆休みが明けて、子どもらの夏休みは終盤を迎えるこの頃、我が家は八ヶ岳に1泊2日で登山してきました!
今回、私、夫、中学生のキミタロウ、小学生のキミコでチャレンジした山は硫黄岳、根石岳。
どちらも標高2,760m、2,603mと、私と子どもらには初めての2000m後半級の山でした。
小学生のキミコは標高1910mの駐車場から標高2,330mにあるオーレン小屋キャンプ場まで、初めて登山用リュックを担いで登ったため、はじめ牛歩でのスタートとなったり、山頂付近のガレ場では私と子どもらは恐怖で足がすくんでなかなか進めなかったり、と夫にとってはちょっと物足りなかったのかもしれません😅
今回は、ご家族の八ヶ岳登山での体験を踏まえ、親子で山登りを楽しく続けていくためのコツを5つご紹介します。
各自のペースを尊重する
まず大切なのは、家族全員が同じペースで登らなければならない、と考えるのをやめることです。登山は、体力や経験、そしてその日の体調によっても、進めるペースが異なります。
- お子さん: 小さく、体力も大人ほどないため、大人よりもゆっくり進むでしょう。無理強いせず、お子さんのペースに合わせて休憩を取りながら進むことをオススメします。我が家はオーレン小屋に着いてテントを立て、それぞれの山にアタックするとき、小学生のキミコはリュック無しで行きました!
- ご主人: 山登りに慣れているご主人であれば、もっと遠くまで行きたくなるかもしれません。しかし、家族全員で楽しめる範囲で計画を立て、ご主人のペースも調整することが大切です。
- 恐怖心を感じている場所では、無理に進まず、安全な場所で休憩したり、後ろからゆっくりと進むなど、自分のペースを尊重しましょう。私はガレ場では牛歩で行きました!
目標を細かく設定する
大きな目標である「山頂に立つ」という目標だけでなく、「次の休憩地点まで頑張ろう」「あの岩まで到達しよう」など、小さな目標をたくさん設定していました。
小さな目標を達成するたびに、達成感を得ることができます。
キミコも私も休憩で食べられる行動食が楽しみで、がんばれました。
そして山頂で食べたカップラーメンとおにぎりの美味しかったこと!
下山中も荷物が重くて根を上げそうになりましたが、駐車場まで着いたらその後、温泉ゆーとろんで温泉に入って、ご飯を食べて・・・、と考えると、4人で元気になったものです。
安全第一を徹底する
山登りは楽しいですが、同時に危険も伴います。安全対策はしっかりと行いましょう。
- 天気予報の確認: 出発前に必ず天気予報を確認し、雨や雷などの悪天候が予想される場合は、登山を中止しましょう。
- 装備の点検: 靴、ザック、レインウェアなど、必要な装備をしっかりと準備し、事前に点検しておきましょう。以前、出かける直前に登山靴の靴底が剥がれているのに気づき、慌てて替えたことがありました😅
- コース選び: 家族の体力や経験に合わせて、無理のないコースを選びましょう。
- 緊急時の連絡手段: 携帯電話のバッテリーを充電しておき、万が一の場合に備えて、緊急連絡先を登録しておきましょう。
自然を楽しむ
山登りの醍醐味は、自然の中で過ごすことです。美しい景色を眺めたり、小鳥のさえずりを聞いたり、野花や木々を観察したりと、休息中に普段見なれない自然に気づき癒されました!
まるでもののけ姫の絵に出てくるようなコケと木だねー、とか、2000m超えの山でも赤トンボが飛んでいるんだねー、とか、おお、ここが森林限界で高い木がなくなってきたねー、とか、子どもらと山の自然を味わえたな、という気持ちになれました!
↑冷たい飲み物を山でも味わいたい方にはコレ!氷が溶けません!
失敗談を共有する
山登りでは、必ずしも計画通りにいかないこともあります。
今回、天狗岳の登頂も予定していましたが、私と子ども2人が根石岳から天狗岳へ続く道のりを見て「怖い、、、やめる」とあきらめました😅
結婚前、私と夫で初めて登った山で私は高所恐怖症のあまり、登頂目前にしてあきらめたことがありました。
子どもらには笑い話として、その話を何回かしていましたが、今回「お母さんの気持ち、よくわかった(笑)」と子どもらも潔く撤退しました😁
Youtuberの方々が「道のりで怖いところはない、登山入門の方でも登れる山です!」とオススメしていたのを見てはいましたが、自分の力量を見て撤退するのも必要だと思います😅
まとめ
ファミリー登山で大切なことは各自が無理をせず、みんなで楽しめる山登りをすることです。
山登りで結果を出すことよりも、家族で過ごす時間を楽しむことです。
焦らず、ゆっくりと、自分たちのペースで山登りを楽しんでください。
↑登山用品を新品でそろえるとなると、結構かかるもの。
我が家はこちらのリサイクル品やメルカリで登山靴やザックをそろえました。
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