サイトアイコン わんぱくじゃなくてもいい、マイペースで生きてくれればいい~発達障害の子育てとママがイキイキする話~

発達障害児の子育てに「もう限界」と感じたときにやったこと

のんびり母さんです。

今日Yahoo!のニュースで、発達障害の3歳の我が子を母が悲観して殺めてしまった、という悲しいニュースを見ました。
逮捕された母親にはまだ小さい子どもがあと2人いた、ワンオペ育児、相談できる相手がいない、自身も精神疾患を抱えていた、という状況でした。

我が子を殺めるなど決してやってはいけないことだけれど、のんびり母さん自身も長男キミタロウが自閉スペクトラム症と診断されたころを思い出すと、自分が悲鳴を上げたくなるような気持ちがよくわかるのです。
下の長女キミコはまだ赤ちゃんで、夫は仕事で忙しい。
新しく移り住んだ土地に来たばかりで、田舎の両親・義両親の家から遠いので手伝ってもらえることはほとんどできない。
経済的に余裕がある家庭では決してなく、あくせくと育児・家事をしていました。

そんな私が「ひぃ~~」と悲鳴を上げることなく(?)、いや上げたことはあるかもしれない(苦笑)、上げてもまあそこそこ元気でやっていたのは、なんでだったっけ?と思い出し、今回はそれらについて書きたいと思います。


暇があれば好きなことをする

私はよくキミコの授乳中にまんがを読んでいました。
沿い乳している間にキミコはよく眠り始めてくれたものです。
この頃にはまっていたのは、なぜか歴史の学習漫画でした。





暇をみつけて好きなことをするのはおすすめです。

外に出る

「小さい赤ちゃんがいるから」と家にこもっていると、結局上の子が家の中で暇だ暇だ~、と家の中が散らかるので、私はとにかく子どもらを連れて外に出ていました。
公園、図書館、博物館、屋内のこどもふれあい広場など、赤ちゃんを連れても大丈夫なように設備が整っているところはあるものです。


お出かけ前の準備は少し手間がかかりますが、家の中にいるより親子ともども健全でいられたものでした。

お外に行こうね~。楽しいよ~。


親類・友達に話を聞いてもらう

今回、息子を殺めてしまったお母さんは、自分の両親に息子の発達障害について相談したけれど、全然話を聞いてくれなかったのだそうです。

いやー、なんかわかります。
発達障害の子育てが注目を浴びてまだまもないですものね。
親世代の人は「意味が分からん」子育てについて知らない人がほとんどです。

私も親に初めてキミタロウが発達障害かもしれないと指摘を受けた、と話をしたときは、
「そんなの関係なしにあんたがしっかり育てないとダメだよ」と言われたことがありました。
(次の話題の「療育について本を読みあさる」を実践し、
キミタロウの気になる特性と周りの大人の対応を伝えたら、ああなるほど、と納得してくれましたけどね)

だから、話を聞いてくれる人を見つけるまで「どうしよう、どうしよう」と人にしゃべり続けました(苦笑)
もちろん、キミタロウの発達障害の診断がついたことを誰かれかまわず人にばらす必要はないので、
彼にある「特性」について困っている、
という内容でしゃべっていた、と思います。

私はママ友で偶然、昔職場に発達障害の人がいて困ったから本を読んだことがあった、という人に会いました。
その人はキミタロウの診断がついた頃の私に
「今までよくがんばったね」
と声をかけてくれました。
私にはその一言がとてもうれしかったのを今でもよく覚えています。

そんな風に声をかけてくれる人がいるかもしれないし、もしかしたらいないかもしれない。
でも、近くに自分の気持ちをわかってくれる、またはがんばりを認めてくれる人がいる、と思えることは、私を強く支えてくれました。

「この子は大きくなったら大成するかもしれない・・・」と思うことにする

昔、エジソンが小学校を退学になったことがあるそうです。
「徹子の部屋」の放映回数がギネス記録となりましたが、黒柳徹子さんも一度小学校を退学になりました。
織田信長は若い頃「うつけもの」と周りから呼ばれていました。

大きくなってから偉人と呼ばれる人たちは、若い頃周りから変人扱いされている人がいるのです!

キミタロウは、たぶんこれから学校や仕事先で変人扱いをされることがあるかもしれない。
でも、この子のできることを十分できるように母親として見守ろう。

まだ道半ばですが、キミタロウは中学受験では最難関の学校に進学できるほどの力をつけることができました。
集中を発揮できる環境が整うと、彼はやる奴です。

この経験をもとに、妹のキミコの成長をみるとき、彼女もなんだかんだとこだわりが強い子だなあ、と手を焼くときがありますが、そんなときは「この子は創造性豊かな子だからAIに仕事をとられずくいっぱぐれのない世界で活躍できるんじゃない???」と思うことにしています。


今後も子ども達の成長が楽しみなところです。

療育について本をよみあさる

最近は、我が子に療育を受けさせてみよう、という親が多いので、
療育機関は満員状態というところが多いのではないかと思います。
我が家も診断を受けてから療育機関に通えるようになるまで待つ期間があったので、
その間に発達障害や療育について本をよみあさりました。

結局、子どもの気になる特性はおうちの人が主体となって保育園・幼稚園・学校と連携し、
合理的に解決していくしかないと思います。
そのためには親が知識をつけることと実践が必要です。

私は読んでいるうちにもしかして自分も発達障害(?!)と思えて、読書にハマりました(苦笑)
新しい知識を得ることは楽しい、という感覚で取り組めたのがよかったです。
(特に参考になった本はこちら


以上、なにか参考になれたらうれしいです。

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