発達障害をきょうだいに理解してもらう

発達障がい
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きょうだいに発達障害の理解を求める

我が家には小学生の兄妹がいます。

幼少期に自閉スペクトラム症の診断を受けた息子、キミタロウと、

特に発達障害の診断を受けたことはありませんが、ちょっと天然でマイペースな娘のキミコです。

我が家は私と夫、子ども二人の4人家族で、

普段から私と夫は子供たちへの声かけなど、どんなやり方が子どもに適しているか気に留めていますが、

先日、キミコにキミタロウは幼稚園生のときに自閉スペクトラム症という診断を受けたこと、

それがもとで普段から電車の話ばかりしていることを伝えました。

きっかけはキミコが「私、お兄ちゃんみたいに算数得意じゃないんだよ~。勉強得意じゃないんだよ~。」と、

時間内に課題を終わらせられなかった自分にいら立って泣いていたことでした。

誰にだって長所・短所があるんだよ、キミタロウは今中学受験を控えて勉強をがんばって

算数が得意になれた。

一方、運動はあんまり得意じゃないね。

あと家ではしょっちゅう電車の話ばかりしているでしょ。

ちょっとまわりが飽き飽きしちゃうときもあるよね。

「あきました。違う話題にしよう。」って教えてあげないとわからないところがあるから、そこが短所といえば短所かな。

そんな話をしました。

また、キミタロウには食事でちょっとしたこだわりがあります。

他人、とはいえど同じ家に住む家族の皿にもりつけたおかずで、

箸をつけていようものならもちろん、箸をつけていない状態のものでも、

自分の皿にはじめからもりつけられたものでなければ、一切食べようとしません。

水筒やペットボトルにほかの人が口をつけようものならば、

絶対に自分がそれを飲むのを嫌がります。

先日、キミコがいたずらしてわざとキミタロウの皿に盛っておいたパンをペロッと舐めたあと、

キミタロウが気づかず口にしてしまった後に、「実はわたしなめたんだよ~」なんて言ったものだから、

大変です。

がーーー、わーーーー、と家の中でちょっとした騒動になりました。

あとでキミタロウが騒いだ理由を私のんびり母さんが聞いてみたら、上記のようなことだったので、

キミコには「キミタロウが嫌がることだとわかってやったね。嫌がることをわざとやるのはやめようね」と言っておきました。

兄の発達障害の話を聞いた後の妹の様子

人には長所・短所があって、兄の場合ははげしくそれがわかりやすい、となんとなく気づいたようです。

最近では、わたしの長所ってなにかな、とか私のんびり母さんに聞いてくることがあります。

「よくしゃべること」「笑い声が大きいこと」とのんびり母さんが言ってやったら、がははと笑っていました。

自分の長所を改めて感じるいいきっかけにはなったかな、と思います。

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