父、子に仕事の極意を教える
我が家には、来春中学受験を予定しているキミタロウがいます。
キミタロウは、我が家の方針で大手塾には小6で特訓授業には参加はするけれど、
他は週1の個人塾や通信教育Z会の利用を使用し、大体は家で勉強するスタイルでやってきました。
通塾が頻繁にあると本人が行って帰るだけでつかれないかなあ、と思ったからです。
親「中学受験してみる?」、子「してみる!」
そう決まったら、我が家の場合、
「よし!中学受験に実績のある大手塾に入ってがんばろう」ではなくて、
P(計画)、D(実行)、C(確認)、A(調整)サイクルを親が主導で取り組み始めました。
小学生にいきなりやらせるのは無理だから、
今はお父さんがやっているけど、
今度大学受験をするときになったら自分でやってみな。
夫はキミタロウに言っていました。
Plan(計画)
キミタロウが小3の時です。
夫がその日から入試本番までの計画をざっとExcelで書きました。
年間でどんな内容の授業をZ会でやるのか、
工程表に書き入れ
他にも、例えば国語では漢字は4年生までに6年生までを履修できるよう、
大体何年何月ぐらいまでに漢字検定を受けさせよう、とか
算数では購入した問題集をいつまでに終わらせよう、というのを書き入れました。
Do(実行)
問題集を終わらせる日が決まれば、平日に大体何ページやれば完了させられるか、
のんびり母さんとキミタロウ自身で日割りで計算して確認しあい、
そして実行。
〇つけは母がやったり自分でやったりしました。
6年生になってから父も〇つけに参入。
Check(確認)、Adjust(調整)
予定通り学習が進んでいるかの確認。
確認・調整に関してのんびり母さんにとって一番の記憶は、
キミタロウの気が進まなかった読書感想文(夏休みだけではなく、家で課題にしていたことがありました)を
書かなくてそのままにしていた、何放置してるんだ!
と夫にドヤされたことがあり、会社の上司・部下みたいに思ってません?なんて
喧嘩したことがあったこです(苦笑)
どうもPDCAというサイクルに慣れる必要があったのは、
キミタロウだけでなくのんびり母さん自身にもあったかもしれません(苦笑)
読書感想文を書く目的は、筋が通った文章を書くのに慣れてほしいということだったので、
Z会の「小学生コース専科 公立中高一貫校受検対策講座 作文コース」も、今までの中学受験コースと合わせて受講しはじめました。
キミタロウにはすでにZ会に答案を出すのは、期日を守らないと気持ちが悪いという感覚があったので、
毎月作文に定期的に取り組むことができました。
PDCAを回してみたキミタロウとのんびり母さんの感想
先日、キミタロウがZ会作文コースで提出した文章をチラッと見たのですが、
「ぼくは父をすごいと思う」と書いてありました。
理由は、「大きな目標をもつ意義を教えてくれた」「目標は大きすぎず、小さすぎず、適度なものとすることの大切さを教えてくれた」といった内容でした。
ひゃ~。
お父さ~ん、お父さんのことをキミタロウがちょっとよく書きすぎてるわよ~、なんて
キミタロウに隠れて作文を夫婦二人で読んでしまいました。
でも中学受験を通じて、学習のPDCAサイクルに父が関わったことは、キミタロウにとってはいい経験だったように感じたのんびり母さんなのでした!