我が家の兄妹、見知らぬおじちゃん、おばちゃん、小さい子と遊びたがる(苦笑)
我が家のキミタロウは幼稚園時に自閉スペクトラム症の診断を受けています。
今では、まあ特性なんだから仕様がないよね、と感じていますが、
診断を受けた当時、気になっていた彼のある特性がありました。
それは同年代の子供より、
年齢差がある人、すなわち大人や、自分よりも年下の小さい2-3歳児と
話したがったり、遊びたがったりすることでした。
そして、知らない人に声をかけて、奇異な目で見られることがしばしばありました(;^ω^)
我が家にはキミコという娘がいます。
キミコは発達障害の診断を受けたことはありませんが、この点に関して、ちょっと傾向があるかなあー、と感じるところがあります。
なぜ同年代とのコミュニケーションをしたがらないのか
自閉スペクトラム症の人は、人とコミュニケーションをするとき、
相手の顔の表情を見ながら「この人は自分の話を面白がってくれているな」「今、つまらなさそうな顔をしたな」と感じるのが苦手な傾向があります。
同年代、すなわち自分と同じような立場の人とのコミュニケーションをとるには、できる人は無意識にやっているかもしれませんが、ある程度かけひきが必要なんです。
たとえば、幼稚園の砂場で子供が2人一緒におやまをつくっているとき、
片方の子が1つしかないシャベルを使っていて、もう片方の子が「ちょっとあたしにもかーしーて」とか言って2人でシャベルを共有できる子どもらがいたら、
それは彼らには「まあ、自分ばかり使っているのはよくないかな」とか「あたしも『かして!』ってここで言ってもいいわよね」と、互いにかけひきができる力があるということなんです。
だけど、自閉スペクトラム症の子どもはなかなかそうはいかない。
彼らの話は一方的であることがしばしばです。
自分の興味のある事柄については、一方的にしゃべりまくるし、行動力もある。
だけど、聞き手から「じゃあ、〇〇については?」と自分の興味のない話をふられると、
まるで聞こえていなかったかのようにしてどこかへ行ってしまう。
こういうタイプの子どもは、同年代よりも自分が話しかけたら「うん、うん」と聞いてくれる大人や、
自分の意のままに遊ぶことができる小さい子を遊び相手にしがちのようです。
母が子にしてあげられること
のんびり母さんが、子供が学校に通いだしだら、を考えた時、
まず頭に浮かんだ不安は、いじめ、でした。
しかし対策を打っておけば、いじめられるのをできるだけ防ぐことはできます。
興味がある方はこちらをご覧ください。
人とのコミュニケーションがたのしい、と思える回数が多ければOK
大事なことは、子ども本人が「人とのコミュニケーションがたのしかった~♪」と思えることです。
幼稚園・保育園や学校ではクラス分けがあるので、同い年の子が周りに多いですが、
大きくなれば、年齢差のある人とのコミュニケーションはあって当たり前、の環境に変わることもあるでしょう。
だから、同年代だけのコミュニケーションに親がこだわることもないよねー、と最近では思えるようになりました。
周りの人を楽しませるような話ができる、というのは、ある物事に興味を深く抱いている人ならではできることです。
キミタロウもキミコも、自分の興味あることにはわき目もふらずにやることがあるので、
きっとこの点では大きくなってもやっていけることでしょう。
あとは、まあ他社への失礼がないように、もし何かやらかしちゃったら、次にきをつけよ~、と思ってくれるようになれば、
のんびり母さんは嬉しいです♪
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