のんびり母さんです。
法事というと、一族が久々に会う機会であります。
先日ののんびり母さん一家の話を書きます。
我が家のお彼岸
お彼岸の季節です。
我が家は法事があり、家族総出でお寺にでかけました。
久々に祖父母たちに会った子どもらは嬉しくてテンションがだいぶ上がっていました( ´ー`)
本堂でお坊さんのお経が始まり、我が家の小学生のキミコはじっとしていられるかなあ、とみていましたが、昨年よりは座っていられる時間が延びたかな、という感じでした。
お坊さんのはなし
法話では「給仕」という言葉の意味について話がありました。
給仕というのは仏教用語だそうで、
お寺の日蓮聖人の木像に夏は薄手の、冬は厚手の衣を着させたり、仏壇の花を替えたり、掃除をしたりすることを言うのだそうです。
転じて一般的に給仕というと、目上の人に飲食の世話をすることを言うようになりました。
だけど、元々仏教の発祥地のインドでは給仕というと、もう一つ意味がある。
それは「隣に座る」ということなんですよ、とそのお坊さんは仰っていました。
お彼岸に故人の仏壇やお墓にお参りをして、お供えをするときは、かしこまって行う、というより、
もとは共に過ごした家族として隣に座るような気持ちで向き合えばよろしいのではないのでしょうか、
というお話でした。
お説教はふだん聞くのが嫌いなのんびり母さんですが、法話を法事の際に聞くとなんだか心に染み入るような気持ちになりました。
誰もがいつかは迎える死ですが、何かの機会に時折、現世で親しく隣に座ってくれる家族がいる、と思うと「うん、悪くないな」と思えたのんびり母さんでした。
うかい鳥山での食事
久々に高尾山に登ろう、というついで話もあり、食事会は八王子市内にあるうかい鳥山で。
個室、といいますか、建物といいますか、とても雰囲気のよい離れで周りに気兼ねすることなく、法事後のお食事、お斎をいただきました。
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