気が散りやすい子の宿題に親が付き合うことについて今回は
・生活時間を規則正しくすること
・癇癪は無視して、宿題ができたら一緒に喜ぶこと
に、わたくしのんびり母さんが気をつけた話を書きたいと思います。
小学校の夏休みが終わってしばらく経ちました。
気が散りやすい低学年のキミコは、夏休み中のんびり母さんと
毎日計画的に少しずつ宿題をする、ということで
なんとか終わらせることができました。
しかし、学校がある日は相変わらず、夕方、夜とのんびり母さんが「宿題をやるよー」と声をかけても、
「疲れた~」
「ちょっと休憩」
「❪時計を見て❫ ああ~!もうこんな時間!!なんであたしっていつもこうなの~?!」❪癇癪❫
と言って、結局就寝時間が遅くなり、
翌朝起きようと思った7時に起きれずにまた自己嫌悪になる、
を繰り返していました。
しかしキミコの持って帰ってくるテストや通信簿を見ていると、
学校ではプリントの計算問題や漢字の書き取りで、
時間内にできていないことはない様子なのです。
本人に聞くと学校ではできるんだけど、
家だとどうしてものんびりしちゃうんだよ、ということでした。
のんびりする、と言っても、計算問題20問を解くのに40分くらいかけ、
宿題をやり始めてから終わるまでにトータル2時間かかることはよくありました。
一方でキミコは本にハマるとずっと読んでいます。
最近ハマっているのは、「実験対決シリーズ」❪朝日新聞出版❫です。
本人が曰くに、あたし、ゴロゴロしながらずっと読んじゃうんだよ、ということです。
一旦ハマると過集中になりやすいのだろうと思います。
結局本人がしんどく感じていそうだなと思い、
キミコにのんびり母さんはちょっと提案をしました。
兄のキミタロウも学校の宿題に面白さを感じなかったから、
翌朝集中して短時間で終わらせるようにしていたんだよ。
お母さんはね、キミコにはキミコのやりたいことにたくさん時間を使ってほしいと思ってるんだ。
だからキミコも朝に宿題を短時間でやってみたら?
❪面白くない宿題を出している学校の先生方を批判するつもりはないのですが、
計算問題、漢字練習の宿題についてうちの子らは好きじゃないみたいです❫
そうしたらキミコは、
うん、じゃあ、いきなり全部の宿題を朝にやるのは、
終わるかどうか不安だから、
夕方にちょっと❪15~30分❫やって、残りを翌朝にやる~!!
と乗り気になっていました。
それから第一日目。
さあ、夕方になりキミコは宿題をやったかというと、
ほとんどやりませんでした(;^ω^)
その代わり、夜は久々に21時ごろには消灯し、寝ることができました。
翌朝はいつもより1時間ほど早く起きました。
そうしたら、何が起こったか。
癇癪です(;^ω^)
「絶対にあたし、宿題終わらせられないよう~」
と泣きまくっていました。
のんびり母さんは、癇癪を無視してそばで家事をしていました。
夫にも癇癪は無視してやって、と予め伝え、
お互いに口うるさいお父さんとお母さんになることは避けました。
見ている側も本人もハラハラしましたが、本当にギリギリにで宿題を終わらせることができました。
第二日目。
一日目と同じように、宿題を夕方にはせず、
翌朝やりました。
前日と同じく、夜21時には寝たので、
朝6時すぎには起きられました。
宿題をしている最中に癇癪は起こしたものの、
癇癪の時間は半分程度になりました。
宿題が少し余裕の時間で終えられ、終わりが見えてきたころには笑顔が見られました。
朝に宿題をすることにしてからまだ数日しか経っていないのでこのペースでうまく回っていくかはしばらく様子を見たいと思いますが、
生活時間が規則正しくなるということはやっぱり気持ちがいい、と感じました。
また、癇癪を無視する、というのは「読んで学べる ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育て」(明石書店)を参考にしました。
(キミコは発達障がいの診断を受けたことはありませんが、たぶん上記の本で生活が改善できる点がいくつかあると思い、参考にしています)
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