中学受験勉強に励むキミタロウ。
夏休みの間は、Z会の通信教育と父が選んだ問題集を自宅で取り組み、夏期講座には10日ほど参加しました。
私や夫が小学生のとき、こんなに勉強したことはないよ。
キミタロウ、あなたはよくがんばっている。
キミタロウが学業に励む傍ら、わたくしのんびり母さんは、彼が元気かな、と時折気にかけます。
自閉スペクトラム症の診断を小さいときに受けたことのあるキミタロウは、自分から友だちづくりをするのが苦手な傾向があったため、小さい頃から親子で公園に行って、同級生と交流する機会を持ったり、習い事で親子ぐるみになって一緒にお出かけする機会を持ったりしました。
友だちをつくることは楽しい、という経験をできるだけ多くしてもらいたかったからです。
今では、学校の休み時間はいつも図書室に行っていると言うし、夏休みは黙々と学習しています。
多くの時間を家族以外の人と関わりを持たなくてもやっていけている状況になっているのが、心の面で健全かな、と母として気にしています。
最近では、体は母より大きくなりました。
理科や社会などの知識で母を越している分野があったり、算数や国語も論理的に考える力が強くなったので、わたくしは口ではだいぶかなわなくなってきました。
その反面、我が家では家族で川の字で寝ていますが、眠るときに母にすりよって寝入る、などまだまだ子どもの面も持ち合わせています。
我が家は勉強面でのスケジュールと進捗のチェックは夫がやってくれています。
これは私よりも夫の方が得意であり、引き受けてくれたからだいぶ助かりました。
のんびり母さんは母親としてできることは、自分が家族や地域の人とコミュニケーションをとって、関係を築くのを見せながら、子どもが安らぎたいときに安らいでオッケーだよ、という状況を作ることなのかしら、と感じています。
キミタロウには、以前から通っている個人塾で親しく会話できる先生と友人がいます。
あとたまにLINEのビデオ通話で「元気~?!」と気にしてくれる祖父母など。
先日は遠方から祖母が遊びに来たときは嬉しそうにしていました。
母子が孤立しないでいろんな人の支えを受けることは子育てでは大事だなあ、とつくづく感じます。
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