むずかしい子にやさしい子育て②

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先日、むずかしい子にやさしい子育て①として、適切なほめるタイミングや内容について書きました。

今回は、してほしくないことに対しては、無視をする、ということについて書きます。

これは、「ADHDのペアレントトレーニング」に書かれている内容で、

わたくし、のんびり母さんが是非取り入れて習慣にしたいと思ったものです。

①と同様、②も保育園、幼稚園、学校などで特に指摘されたことはないけれど、

大人の指示に対して、なんか子どもの行動がのろいとか、反発するとか、

親が感じるようであれば、取り入れることで解決するかもしれません。

子どもは大人にとってしばしばやってほしくないことをやることがあります。

学校の宿題を提出期限ギリギリまでやらない、

大人の指示に対して癇癪を起こす、

自分で使うスプーンを取りに行く、といったようなもう自分で十分できることでも親をよぶ、

就寝時間が過ぎて声をかけても屁理屈を言って寝ようとしない、

おかしを買って買って~、といい、買わないというとふてくされる、

など。

子どもに毎日それをやられたら、イライラする類の行為です。

❪人をなぐる、蹴る、人につばを吐く、大事故につながるような危険なことをする、といった類についてはまた別に書きます❫

してほしくないことをやっている場合、親の適切な対応は基本的に「無視」です。

指示に対して反発をしたり、癇癪を起こしたり、どうせボクは私はバカなんだ、とか自虐的な言葉を言っていたりしても、

無視。

たとえばこんな感じ。

朝バージョン。

母「脱いだパジャマ、洗濯機に入れてきて」

子「・・・」❪ポイッとパジャマを投げる❫

母「・・・」❪無視❫

子「・・・」❪母に向かってパジャマをポイッと投げる❫

母「洗濯機に入れておいで」

子「・・・わかったよ!」❪洗濯機にパジャマを入れる❫

次に就寝前バージョン。

母「入れてくれてありがとう。自分でやってくれてお母さん、助かるよ」

就寝時間になっても寝ようとしない子どもに

母「寝る時間だよ」

子「この本読み終わったら」

母「寝る時間だよ」

子「この本読みたかったのに~!」❪本を投げる❫

母「本を本棚に置いてきて。さあ寝よう」

子「わかったよ」

母「ありがとう。お母さん、今キミコが寝てくれて嬉しいな」

ポイントは、子どもが反発したら視線や体の向きは子どもから反らして無視。

指示を出すときはハッキリとした口調で言うが、穏やかに。表情は変えない。

わたくしのんびり母さんがやってしまっていたのは、

よく上記のような場面で、ため息をついてしまっていたのですが、これもNG。

あと、指示に従わないとき、「寝る時間が遅くなると明日起きれなくてキミコが困るでしょ」とか説教も必要なし。

これだと子どもは困ったことで親の注意をひくのに成功してしまいます。

そして、最後に指示に従ったらやった行為について褒めます。

子どもが癇癪を起こす声は一時的に強くなるでしょう。親が反応してくれないから。

だから、この「無視」をするのは結構親も根気が要ります。

家族の他の大人にも教えてあげたほうがいいと思います。

じゃないと、「うるさい!なんとかしてよ!」とトラブルになります。

大抵、大人も忙しい朝や就寝前に子どもからぐずぐずされるとイライラされることが多いので、

うまくやりとりできるシュミレーションをしておくのもおすすめです。

褒める、と、無視。

心穏やかに家族が過ごせるように、わたくしは今日もやりますよー。

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