祖母の介護疲れで殺人を犯してしまった男性についてのニュースを見ました。
祖母の介護を頑張るという行為は優しいし、健気であるがゆえに非常に心が痛みます。
このニュースを見たとき、うちの子キミタロウがまだ小学校に上がる前のことを思い出しました。
療育機関で臨床心理士の方に、
癇癪を起こしたらなかなか元に戻らないことについて、アドバイスを求めたところ、
「まず第一ステップとして、言葉は悪いけれど、『ムカつく』でもいいから、不快な気持ちを言葉で表せるようにするといい」
と言われました。
そうか、言葉で表せたらこの「うぎゃ~」が減るのか、と納得しました。
まあ、親としてはすすんで「ムカつく」という言葉を子どもに教えよう!とは思えなかったので、
キミタロウが足をバタバタさせてうなっているのを目撃したら、
「○○というのがイヤだったんだね」と言ってあげると、
「うん、イヤだった」
と少しずつ「イヤだ」という言葉に変換できるようになったなあ、と感じます。
最近、現在小学校低学年の子、キミコが癇癪を起こしたとき、
私は教えた覚えはないのですが、
「なんかムカつく~!イライライライラ」
と言っていたのをみて、
「おー、みずから第1ステップに入っているではないか!」
と、妙に感心してしまいました❪苦笑❫
怒りや悲しみなどマイナスな気持ちを言葉で表せるようになると、
周囲や、そして自分自身が、「そうだね、じゃあ、どうしたらいいかなあ」と
次のステップに進むことができるよなあ、と感じたのんびり母さんでした。
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