今と昔の親父について
共働き夫婦の増加、少子化とくれば、
子育てに関わるおとうさん達が増えますね。
自分の子どもだけではなく、近所の子どもらと関わるおとうさんたちは、さて増えているのでしょうか。
内閣府のHPによれば、子育て父親支援件数は子育て母親支援件数に比べると圧倒的に少ない、といった感じです。❪図1.2.1❫

お父さんのための子育て支援が多くないのは、
近くにあるけれどあまり知られなかったり、
そもそも活動が少ないのが原因らしいです。
そんな少数派の「おやじ」たちの地域の関わりですが、
のんびり母さんは幸いにも❪!❫、
自身の父と夫が比較的地域の子育て活動に関わることが多い人なので、
今回は私が子どもだった1980年代と現在で
おやじの地域の子どもへの関わりかたの相違点と共通点を書き出してみようかと思います。
今の親父と昔の親父の相違点
・「おやじの会」と地域のスポーツクラブのコーチ
「おやじの会」は、お父さん達が近所でパパ友を作りながら、地域の子どもに貢献しよう、という小学校内での集まりです。
夫がやっていますが、PTAの手伝いをしたりやおやじの会で子どもを集めてキャンプを主催したりしています。
PTAだと半ば強制的にやらねばなりませんが、
おやじの会だと任意で集まっている人たちです。
キャンプでは準備を周到にし、校内肝だめしをやったときは
どちらが子どもなのかわからないくらい
おやじがムキになって子どもをおどかしていました。
打ち上げも大変盛り上がるようです。
子どもを喜ばす一方、おやじたちがまずは一緒に楽しまねば!という要素を強く感じます。
一方、私が子どもの頃、父は地域のドッジボール部のコーチを引き受けていました。
1980年代でも現在でも地域のスポーツクラブのコーチになるのはお母さんよりお父さん達が多いんじゃないかと思います。
スポーツが好きで子どもと一緒に楽しみたい!という人も多いと思いますが、
勝負がかかってくる以上、
ある程度そのスポーツが上手な方がコーチを頼まれやすい感じがしました。
自分からすすんで引き受ける人もいたかもしれませんが、
ほとんどは頼まれた大人が多い印象です。
・小学校のPTAスポーツクラブで子ども同士を遊ばせる
こちらも上記同様、おやじがまず楽しんで、一緒に連れていった我が子をそこで遊ばせる、という話です。
私が知らないだけかもしれませんが、
1980年代で小学校に親のためのスポーツクラブがある、というのは稀なのでは、と思います。
面倒だという印象もあるPTA活動ですが、
お父さん達が楽しみながら、
よその親子と仲良くなる機会になりえます。
今の親父と昔の親父の共通点
・子どもの世話好きが集まる
・PTA活動をするのはお母さん達が多いが、会長になるのはお父さん、という学校が多い
今の親父と昔の親父を比較してみた感想
以上、お父さん達の地域への関わりは
お母さん達に比べれば少ない一方、
積極的に活用すれば、親子で地域に愛着がもてるよい機会になりうるんじゃないか、というのが
のんびり母さんの見解でございます。
コメント