我が家の息子キミタロウは小さいときに自閉スペクトラム症の診断を受けました。
診断を受けてから、以前から同い年の子どもと遊びたがらないなあと思っていたことについて、
あー、だからなのね、
と納得できました(;^ω^)
同い年くらいの子どもと遊ぶには、
目の前にいる友達が今どんな気持ちかな、
と多少なりとも察する必要がありますが、
彼は脳の機能の問題で相手の顔の表情、身ぶり手振りから、
それらを察するのが苦手、
すなわち空気が読めない人だとわかったからです。
しかし、そのままではこれからの長い学校生活で苦労するであろう、と思い、
私が発達障がいについての本を100冊くらい読んで書いてあることを試したり、
彼が5歳の間は1年間療育を受けたりしました。
現在、学校では仲のよい友達はいないようですが、
1週間に1度の塾では、2-3人は話す友達がいるようです。
まあ、本人が友達の数はそれくらいでいいと思っているなら、
親としてもいいんじゃないかと思っています。
また診断を受けた当時のように、人の話を遮って自分の話をし続けることは
たまにはありますが、頻度としてはあまり気にしていない程度です。
ここではこれまでに私が彼に試したことをご紹介してみたいと思います。
どれも4-5歳から試したものです。
発達障がいの診断はないけれど、
ちょっと気になるんだよなあ、というお子さんにも
簡単にできることだし、
低年齢であるほど子どもは親の話にのりやすいので
試してみてはいかがでしょうか。
しりとり
しりとりは、相手が言葉を言い終わらないうちには
自分が次の言葉を言うことはできません(;^ω^)
会話のトレーニングとしてもいいし、
子どものボキャブラリーを増やす機会にもなります。
お風呂の時間によく一緒にしりとりをして遊んでいました( ´ー`)
絵本の読み聞かせをする
興味の偏り、友達はいても数人、という特性上、
どうしても社会経験が乏しくなるなら、
本で他者様の経験を共有させていただきましょう、ということで、
毎日絵本を2-3冊読んであげていました。
こういう状況になったら、おもしろい、とか、悲しい、とか、困っちゃう、とか
色々な気持ちを味わうことができたのではないかと思います。
我が家は毎晩寝る前が絵本時間です。❪今でも娘キミコに対して❫
「それは変だよ」と言って、どうすればよいのか具体的に教える
キミタロウは幼稚園児くらいのとき、全く面識のない大人、例えば駅員さんとか、
「赤ちゃんかわいいねー」❪このころは妹が赤ちゃんでした❫と話しかけてきた人とか、
初めて行った床屋さんなどにいきなり
「妹の名前はキミコです!」
「妹は○月○日生まれ」
「地震です!地震です!」❪なぜか地震に興味がある❫
など、相手から見たら
「おじちゃんにそこまで個人情報を言わなくてもいいよ(;^ω^)」、
「ん?なんか急に気でも変になったか?」
と思われるようなことを度々していました。
私は「お母さんから見るとそれは変に見える」と息子にダイレクトに伝え、
代わりにどんなことをした方がよかったかを話すようにしました。
ただ、しょっちゅう母親から注意を受けるのも嫌だろうと思い、
私として目に余るラインを越えたら伝えるようにしました。
スリーヒントカードゲームをやる
ネットで買えます。
読み手が言う3つのヒントを最後まで聞かないと勝てないので、
子どもはじーっと聞きます。
何回もやっていると最後の方は聞かなくてもわかってしまうので、
飽きがくるかもしれませんが、
はじめはムキになって子どもは話に耳を傾けてくれます( ´ー`)
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