中学入試で難関校の問題では、大卒の大人でも「なんじゃこりゃ?!」と
思うような問題はてんこもりですが、
算数の図形問題はそう思う方が特に多い分野ではないかと思います。
我が家の息子は小さいときに自閉スペクトラム症の診断を受け、
幼稚園児の1年間は療育の機関に通い、
月1回は作業療法士にみてもらって私が色々とアドバイスを受けるという経験をしました。
年長さんになってはじめに作業療法士から指摘を受けたのが、
息子は空間把握がちょっと苦手な傾向がありますよ、とのこと。
たとえば
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こういったブロックが全部で何個あるか、という問題に答えられなかった彼が
今ではジュニア算数オリンピックなどの図形の難問でも、
解けるようになるくらい成長しました( ´ー`)
ここでは親として、やらせてみたことを紹介します。
①折り紙
折り紙の本を見ながら折ることは
平面から立体を想像するのに役立つ、と
作業療法士の先生に勧められました。
幼稚園児~小学校低学年くらいなら親の誘いで
折り紙をやる気になることはあると思います。
息子はよく私にハートを折ってくれていました( ´ー`)
②絵合わせパズル
パズルは周りと合わせながら見る目を養うのに
適した遊び、なんだそうです。
息子はジグソーパズルにあまり興味がなく、
幼稚園年長児のとき、大体年齢相応の子ならできるという絵合わせパズルもできませんでした。
療育を1年間受けて卒園する頃には
絵合わせパズルができるようになっていたので、
時おり遊びに取り入れてみたのが
よかったのかなと思います。
③究極の立体《切断》、天才脳ドリル 初級・中級・上級
これは完全に中学受験を意識して取り組んでいます。
4年生までには全て終わらせていました。
現在は「中学への算数」の問題に取り組んでいます。
難問が多いですが、一切親は教えておらず、
自分でよく考えてできるようになったなあ、と感心します。
親バカですけどね(;^ω^)
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