自閉スペクトラム症児の母、不登校対策をしておきたいと考えた
コロナ禍が延々と続くなか、不登校の子どもが増えている、
というニュースを目にすることがあります。
我が家の場合、子どもら2人は毎朝元気に小学校へ登校しています。
息子キミタロウが自閉スペクトラム症だと小さいときにわかったとき、
担当医師から、自閉スペクトラム症の特性を持つ人は
ひきこもりになる人もまあまあいるという話を受けました。
その頃から、当時は幼稚園の先生たちにも相談しながら、
機嫌よく登園しているけれど、
小学校に入学したあと、
学校生活がいやになって不登校にならないだろうか、
もし行きたくない、と子どもが言ってきたら
わたくし、のんびり母さんはどうすればいいだろうか?!と考えるようになりました。
❪幼稚園で先生方にご協力頂いた内容はこちらに書いています❫
のんびり母さんが参考にした本
のんびり母さんが参考にしたのはこちらの奥田健二先生著の本でした。
先生は不登校の息子をもつお母さんに対してカウンセリングを行ったとき、
そのお子さんが家ですることについて、細かく聞いたのだそうです。
そうして、奥田先生がお母さんに出したアドバイスは、
学校に行きたがらないならそのまま休ませる、
ただし
1.行かないなら病気なのだから布団で寝ていること。
2.スマホ、ゲーム、漫画、テレビなど一切なし。
この2つだけは徹底させる。
ということでした。
その子のお母さんははじめ、
息子に寄り添うよう努力してきたのに、
なんで今度は私が見張るなどという大変なことをせねばならないのか、と
怒って帰って行ったそうです🌋
後日、晴れやかな様子で奥田先生のカウンセリングに来て、
あれから息子が3日で登校するようになった、とのことでしたヾ( ゚∀゚)ノ
私もちょっと経験があるのですが、
子どもが例えば癇癪が多くて大変だからどうすればいいかと
公的機関に相談すると
「子どもの気持ちに寄り添いましょう」
なんていう答えが返ってきたことがあります。
登校拒否の問題に関しても、公的機関に相談すると同様な返事が多いようです。
その結果、子どもがしたいように学校を休んでいる時間に
スマホやゲーム、漫画を読んだり、
親子で外食に出かけたりする、
ということをさせておいている親御さんが結構いるみたいです。
命の危険があるようないじめを受けているならば、学校に相談する、転校するなどの対応が必要になるかもしれませんが、
確かに家にいた方が気楽でいられるならば、
子どもが不登校になるのもわかる気がします。
一度不登校になると、学校に行けるようになるまで
行かなかった期間の3倍の長さがかかる、と
一般的に言われているようです。
エジソンの母のように、子どもが退学したら自分で教育する、
という腹積もりができないなら、
将来ひきこもりではなく社会人として子どもを世に送り出すためにも、
不登校は避けさせたいとのんびり母さんは思います。
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