のんびり母さんの療育・試行が始まる
息子キミタロウは小さいときに自閉スペクトラム症の診断を受けました。
通っていた保育園で受診を勧められてから、
知能テストを受け、診断を受ける年齢になるまで
1年以上ありましたので、その間はネットで検索して
なんとなく自閉スペクトラム症かADHDと言われるのではないか
というくらいにしか調べていませんでしたが、
診断を受けてからは療育機関に週1で通ったり、私自身が本を読んで実行し記録をとったり、
というような毎日を過ごしていました。
「発達障害の子どもを伸ばす 魔法の言葉かけ」の真似を試みる
私がまずはじめに読んで真似をしてみたのは
shizuさん著の「発達障害の子どもを伸ばす 魔法の言葉かけ」の本に
書かれている内容でした。
shizuさんの息子さんも自閉スペクトラム症と診断されていましたが、
診断当時、言葉もあまり出てこなかったという状況は、
私のキミタロウに比べるとちょっと重い自閉スペクトラム症だったのではないかと思いますが、
小学生では普通学級で過ごせるようになるなど、
療育の効果を素晴らしく発揮されたようなので、
私も真似できるところは真似しよう!という想いで購入して読みました。
この本から学んだことは
1・がんばりました!ノートをつける
2・ABA❪応用行動分析❫を利用した言葉かけ
ということでした。
がんばりました!ノート(記録)について
1について、まず今週の目標を次のように3つたてたとします。
・1日30回ほめる
・一緒に料理をする
・絵本を1日2冊読む
そうしたら、冷蔵庫に忘れないように3つの目標を書いておくんです。
そして、日誌には目標のうちでできたことを書いて、文末に「がんばりました!」と書いておくんです。
この方法は、養育者である私自身が3つなら忘れないでいられるし、
がんばりました!と毎日記しておくことで、母親としての自己肯定感を
維持する、もしくは高めるのに役立ったと思います。
ABA(応用行動分析)を利用した言葉かけについて
2については、これは子育てをする人ならどんな人でも経験があると思いますが、
子どもがなにかしてほしくないことをしたら、
その度に「~しないで・・・して」と毎回言うのは、言う方も言われる方も
あまり気持ちがいいものではないです。
ましてや「~しないでと何回言ったらわかるの!」なんていい続けるのは
非常に疲れるし、子どもがいじけてしまいます(;-;)
それよりも、できてるときにほめるんです。
すかさず子どもができる時がくるのを観察します。
できたら、「ありがじゅっぴきー❪ありがとう❫」とか「ステッキー❤️」とかほっぺすりすり~、とかして
母の最大級のホメホメを表現します。
もしできそうになかったら、ちょっとだけ手を貸します。
例えばお片付けをして欲しいのに子どもがやろうとしないなら
9割片付けてあげて最後の1割を子どもにやらせるとかして。
実を言えば、キミタロウに診断がつくまえから、私は保育園の先生より
何回かアドバイスをもらっていたのですよ。
「してほしいことができたときに、ほめるといいですよ」って。
でも私自身の習慣になるほどの実行には至っていませんでした(;^ω^)
やってみたら、私も子どもも気持ちが楽になった感じがしました♪
shizuさんの参考文献には奥田健二さんの著書がありました。
ABAについて、参考にされたのだと思います。
こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
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